*ベートーヴェンについて〔About Beethoven〕

ベートーヴェン(17701827)

 

ドイツの作曲家

オーストリアのウィーンで活躍   

古典派の作曲家

『楽聖』とよばれている

音楽史上中心的な存在

ドイツ3大Bのひとり

(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)

 

《職歴》

◇オルガニスト〔178514歳〕

◇チェンバロ奏者

◇ヴィオラ奏者〔178918歳〕

◇ピアニスト(ウィーンではじめは、すばらしいピアニストとして活躍)特に即興演奏は、右に並ぶ者はいなかった

◇作曲家(難聴が創作に打ち込むきっかけとなった)

◇ピアノ教師〔178413歳~180534歳〕

◇作曲教師

 

《師》

17809歳―ネーフェ〔バッハ 平均律・クラヴィーア曲集〕

◇(ハイドン)

179423歳―アルブレヒブルガー〔対位法〕

◇フェルスター〔弦楽四重奏曲〕

179938歳―サリエーリ〔イタリアオペラ〕

 

《影響を受けた作曲家》

◇バッハ〔フーガ〕

◇ハイドン〔交響曲〕

◇モーツァルト〔ピアノ協奏曲〕

◇クレメンティ〔ピアノソナタ〕

 

《最も高く評価していた作曲家》

◇バッハ―『和声の始祖』 『和声の不滅の神』

◇ヘンデル

◇モーツァルト

◇ハイドン

 

《人物像》

◆体格・外見

・背は、低くガッシリ(ずんぐり)

・ハンサムではない

・エネルギーに満ちた目(活き活きとし、輝いていた)

 

◆性格etc.

・気分屋、気まぐれ

・強情

・プライド高い

・ぎこちない動作

・粗雑ですぐモノを壊す

・不器用

・人の言うことを聞かない

・疑い深い

・些細な事で友人とすぐケンカ―短気

(親友は、ほとんどいなかった)

・だらしない

〔上の2つは、自覚していた〕

・計算に弱い―本当はお金持ちなのにお金が足りないといつも思っていた

・散歩好き―いつもポケットにスケッチ帳を入れていた

・引越し魔―ウィーンに来て43年間で70回以上引越しした最後に住んだ家は、最初と同じ地区にあった

・かなり住まいに関してはうるさかった

見晴らしがよいところ

プライバシーが守られるところ

聞き耳をたてられたり人の目を気にしたりしなくてよいところ

・純粋な信仰心を持っていた

・いつも恋していた(好きな人がいた)しかし、いつも短期間に終わる

そのエネルギーを音楽へ注いだ

また、情熱のはけ口は、甥のカールだった

・生涯独身   

・語学力―フランス語…かなり読める

ラテン語、イタリア語…ある程度読める

英語…一度も学んだことがなかった(イギリスには行きたがっていたが)

 

《ウィーンでのベートーヴェンの日課》

日の出―起床

午前中―12度散歩

14時か15時―正餐(食事)

午後―散歩→「楽想」の多くがこの散歩中に思い浮かんだ

いつ思い浮かぶかわからないので、いつもノート(スケッチ帳)を持っていた

夜中に思い浮かんだ時は、すぐ起きあがって書き留めた

午後おそく―お気に入りの居酒屋へ行く(新聞を読むため)

・好きな食べ物…魚料理、エスプレッソコーヒー、上質なワイン 

22時―就寝(寝る前に文学作品の読書)